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防水性

防水・非防水時計かは一目で分ります。防水時計には、時計の裏ぶたにWATER RESISTANTの表示があり、非防水時計には表示がありません。 防水でも、ちょっと濡れるだけの生活防水から、耐気圧が表示された潜水防水まで様々です。 それぞれの特徴や注意点を心得た上で使用することがとても大切です。

防水・非防水時計とは・・・

  1. 非防水時計
  2. 非防水時計では、直接水に触れるような使用はさけて、水滴などがついた時にはすぐに拭きとってください。 放っておくと文字板のシミやサビとなり、故障の原因となります。多量の汗をかく時や水を使う時は、必ず腕からはずしてください。

  3. 防水時計
  4. 防水時計は、大きく分けて3種類あります。日常生活用防水、日常生活用強化防水、潜水用防水です。 10BAR以上の防水性能を持った商品については、電池交換の際に防水検査が必要になる為、メンテナンス店で数日お預かりとなります。 BAR表示の防水能力とM表示の防水能力は(20BARと200mなど)、同一ではありませんのでご注意ください。

    20BARと200mの違いは
    BARとは、大気圧をあらわす単位です。BAR=1気圧とする国際的なルールが物理学の世界で定められています。また、ATMという表示も あり、これは「海面での1気圧を1ATMとする」と定義され、その圧力を水銀柱を用いてBARに変換すると,1ATM=1.013BARとなります。 おおよそ20BAR=20ATMとされていますが、厳密に言えば同じ数字ならATMのほうが若干防水性が高いのです。
    mはご存じメートルの事で、水深10mにつき1気圧高くなると言われています。ところが、実際は水中には水圧のほかに、 見えない1気圧の大気圧が常に上乗せされてかかっていますので、 水深200メートルでかかるトータルの圧力というのは、水圧20BAR+大気圧1BARで合計21BARがかかっていることになります。 つまり200m表示の防水時計の防水性はBAR表示では21BARということになります。 これらを総合して考えてみると、同じ20気圧防水とうたわれる時計でも、実際には 20BER<20ATM<200mの順で、防水性が高いということになるわけです。
    日常生活用防水
    洗顔や雨など日常の使用に耐える構造になっていますが、水泳・入浴・洗車時などでの使用は避けて下さい
    5気圧防水機能
    水仕事などで使用になる水準です。スキンダイビング、高とび込み、ウィンドサーフィンなどには使用できません。
    10気圧防水機能
    水仕事や水泳、スキンダイビングなどで使用できますが、スキューバダイビングなどには、使用できません。
    20気圧防水機能
    水仕事や水泳、スキンダイビング、ジェットスキーなどで使用できますが、スキューバダイビングには、使用できません。
    ISO規格 200m防水
    ISO(国際標準化機構)の規格をクリアし、水深200m相当までの耐圧性・防水性をそなえています。 スキンダイビング・スキューバダイビング(空気ボンベ使用)に使用できます。 (ヘリウムガスを使用する飽和潜水には使用できません。)